第2回 指板上のドレミを覚えよう(5弦と4弦)
今回は5弦と4弦です。まず5弦の開放弦A音(ラ)と6弦5フレットの音が同じ音程なのを実際にギターを鳴らして確認してください。次に6弦12フレットE音(ミ)と5弦7フレットが同じ音程です。
5弦の開放弦から12フレットまで前回のように拾っていくとラシドレミファソラとなります。これをAエオリアンスケール(Aナチュラルマイナースケール)といいます。
次に4弦の開放弦D音(レ)と5弦5フレットが、5弦12フレットA音(ラ)と4弦7フレットが同じ音程なのを確認してください。
4弦はレミファソラシドレというDドリアンスケールです。
3つのスケールをまとめて見てみましょう。下の数字はフレットを表しています。
3つのスケールはどれも暗い響きがしたと思います。その原因は3番目の音が短3度の音程のためです。次回にやる予定の3弦では3番目の音が4フレットになり明るい響きになります。
4弦 0 2 3 5 7 9 10 12 ドリアン
5弦 0 2 3 5 7 8 10 12 エオリアン
6弦 0 1 3 5 7 8 10 12 フリジアン
赤色の数字がそのスケールの特徴的な音(キャラクタリスティック・ノート)になります。
今回は以上です。3つのスケールを覚えましたので各スケールを1分づつ1日3分毎日練習してください。次回は3弦と2弦です。お疲れ様でした。