第3回 指板上のドレミを覚えよう(3弦と2弦)
残りの3弦と2弦をやっていきましょう。3弦はソラシドレミファソでGミクソリディアンスケールです。Gアイオニアンスケール(Gメジャースケール)のソラシドレミファ♯ソと比較すると7番目の音がファとファ♯で半音違うのが分かります。ミクソリディアンスケールは7番目の音がキャラクタリスティック・ノートです。
4弦の5フレット(G)と3弦の開放弦(G)が同じ音程、4弦の12フレット(D)と3弦の7フレット(D)が同じ音程なのを実際に弾いて確認してください。
最後の2弦です。2弦はシドレミファソラシドでBロクリアンスケールです。2番目のドと5番目のファがキャラクタリスティック・ノートになります。
3弦の4フレット(B)と2弦の開放弦(B)が同じ音程、3弦の12フレット(G)と2弦の8フレット(G)が同じ音程です。*2弦と3弦は他の弦の関係より1フレット低くなっています。
2弦の5フレット(E)と1弦の開放弦(E)が同じ音程、2弦12フレット(B)と1弦7フレット(B)が同じ音程です。
1弦 0 1 3 5 7 8 10 12 フリジアン
2弦 0 1 3 5 6 8 10 12 ロクリアン
3弦 0 2 4 5 7 9 10 12 ミクソリディアン
4弦 0 2 3 5 7 9 10 12 ドリアン
5弦 0 2 3 5 7 8 10 12 エオリアン
6弦 0 1 3 5 7 8 10 12 フリジアン
開放弦から12フレットまでの白鍵上の音程を並べていくと5つのスケールができました。補足としてあと2つド(C)から始めたCアイオニアンスケール(Cメジャースケール)とファ(F)から始めたFリディアンスケールがあります。
3回にわたりいろいろなスケールの名前が出てきましたが、ここではあくまでも指板上のドレミが覚えられれば合格です。毎日の基礎練習に1日5分でいいので取り組んでください。お疲れ様でした。